ARW ファイルとは?
ARW — ソニーRAW
どんな形式か
ARWはソニーのα(アルファ)シリーズが採用するRAW形式で、センサーが記録した生データを、非可逆圧縮などの処理を加えずにそのまま保持する。
競合するRAW形式と同様、センサーが実際に捉えた階調の情報を余すことなく残しており、JPEGでは再現しきれない繊細な諧調を扱える。
歴史と由来
ソニーは2006年にコニカミノルタのカメラ事業を買収し、その技術を継承する形でARWを導入した。初期のα機はこの流れを直接引き継いでいる。
その後ARWは、ソニーのミラーレス機の性能向上とともに進化を続け、2010年代にはプロの現場でも標準的な存在として定着した。
便利な理由
RAW形式ならではの高い編集自由度に加え、ソニー製センサーの強みである優れたダイナミックレンジを備え、暗部の階調復元に特に強い。
主要な現像ソフトのほとんどが対応しており、扱いに困ることは少ない。
限界と欠点
ファイルサイズが大きく、独自仕様である点が難点。一部の機種では「圧縮RAW」として保存できるが、これは情報が失われる非可逆圧縮であり、すべてを保持していると誤解しやすい。
一般向けのアプリケーションやウェブブラウザでは、そのままでは開けない。
使い方のヒント
カメラが対応しているなら、非圧縮RAWまたはロスレスRAWで撮影することを勧める。極端な補正を行った際の差は歴然としている。
現像後は、共有用にJPEG、印刷用にTIFFへ書き出し、元のARWファイルは別途保存しておくとよい。
フランスにある安全なサーバーで、ARW を数秒で変換できます。
ARW を変換する