DivX ファイルとは?

DivX — 圧縮動画

どんな形式か

DivXとは動画コーデックの一種だが、日常語としてはCD1枚に収まる圧縮映画そのものを指すことが多い。DVD一枚分の映像を十分の一の容量まで圧縮しながら、それなりに見られる画質を保つ技術として広まった。

ファイル自体はほぼ例外なくAVI形式であり、DivXはその中身の符号化方式にすぎない。つまり容器ではなく中身の名前である。

歴史と由来

その出自は本来の用途を外れたものだった。1999年、あるプログラマーがMicrosoft製のMPEG-4系コーデックを改造して制限を取り払い、DivX ;-)という名前で公開した。名前に含まれるウインクの絵文字がその出自を物語っている。

その後、ある企業がこの名称を引き継いで正規の製品として再構築する一方、オープンソース陣営はXvidで対抗した。この二つが2000年代の映画共有全盛期を支えることになる。

便利な理由

登場当時としては驚異的な圧縮率を誇り、当時の据え置き型プレーヤーの多くがDivXロゴを掲げるほど対応機器も豊富だった。

現在でも大半の再生ソフトで問題なく再生できる。

限界と欠点

技術的にはすでに旧世代の規格であり、H.264の方がはるかに少ない容量で高画質を実現する。

古いファイルは画質が粗かったり、音声のずれが生じていることも珍しくない。

使い方のヒント

手元に残る古いDivXファイルはMP4に変換しておくとよい。スマートフォンやタブレット、最近のテレビでも問題なく再生できるようになる。

画質そのものが良くなることは期待しないでほしい。元の圧縮時に失われた情報は取り戻せない。変換で得られるのは互換性であって、画質の向上ではない。

フランスにある安全なサーバーで、DivX を数秒で変換できます。

DivX を変換する