INI ファイルとは?

INI — 設定ファイルの原型

どんな形式か

INIファイルは、設定ファイル形式すべての祖先にあたる存在です。角括弧で囲まれたセクションと、その下に並ぶキーと値の組み合わせ――拍子抜けするほどの単純さです。

その弱点は一言に尽きます。標準化が一度もされなかったのです。ソフトウェアごとに解釈がまちまちで、コメントにセミコロンを使うかシャープ記号を使うか、値を引用符で囲むか囲まないか、セクションの入れ子ができるかどうかも一定しません。

歴史と由来

この形式は1980年代、Windowsの初期バージョンとともに普及し、プログラムの設定情報を保存する標準的な手段として定着しました。

公式にはレジストリに取って代わられましたが、実際には長く生き延びました。単純でテキストエディタで直接編集できるという理由から、今なお数え切れないほどのソフトウェアが好んで使い続けています。

便利な理由

徹底した単純さゆえに、特別なツールも知識もなく、誰でも読んで書き換えられます。

数十項目程度のフラットな設定であれば、まさにうってつけの形式です。

限界と欠点

標準規格が存在しないため、ソフトウェアが違えば読み方もまったく同じにはなりません。

型もリストも実質的な入れ子構造もありません。階層が数段を超えると、途端に扱いにくくなります。

使い方のヒント

現代的なプロジェクトであれば、INIをTOMLに変換することをお勧めします。読みやすさを保ちながら、きちんとした仕様を手に入れられます。

プログラムで設定を扱う場合は、JSONのほうが処理しやすいでしょう。

フランスにある安全なサーバーで、INI を数秒で変換できます。

INI を変換する