TS ファイルとは?

TS — MPEG Transport Stream

どんな形式か

TSはデジタルテレビの標準フォーマットです。アンテナ、ケーブル、衛星放送を通じてチューナーが受信するデータであり、デジタルレコーダーが録画する際にも使われる形式です。

最大の特徴は、ファイルではなくストリーム(信号の流れ)を前提に設計されている点にあります。データは固定サイズの小さなパケットに分割されており、それぞれが単独で復号できます。電波の乱れが生じても破損するのは一部のパケットだけで、放送全体が損なわれることはありません。

歴史と由来

トランスポートストリームは1990年代半ば、テレビ放送用としてMPEG-2規格の中で定義されました。

その後、インターネットのストリーミング配信という予期せぬ形で再び脚光を浴びることになります。多くの動画配信プラットフォームが採用するHLSは、動画を大量の小さなTSセグメントに分割する仕組みを採っています。

便利な理由

伝送エラーへの耐性が際立って高く、不完全なファイルでも再生できるという利点があります。

複数の番組、複数の音声トラック、字幕多重(テレテキスト)を一つのストリームにまとめて扱うことができます。

限界と欠点

パケット分割の仕組みは、配信ではなく保存を目的としたファイルにとっては無駄に容量を増やす要因になります。

編集ソフトや一般向けの再生ソフトでの対応が十分ではありません。

使い方のヒント

録画したテレビ番組を保存する際はMP4への変換をお勧めします。容量が軽くなり、互換性も向上します。

変換の際にCMをカットして本編だけを残すこともできます。

フランスにある安全なサーバーで、TS を数秒で変換できます。

TS を変換する